前書き
この記事を見てくれてありがとうございますω
NeosVRで創作と雑談を楽しんでいるFIRKCです。
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導入
NeosVRでSkyboxを設定するとき、明るすぎたり、暗すぎたり、色がついていたり…
なかなか思いどうりの雰囲気にならない!そう思ったことはありませんか?
そんな人の為にちょっとしたSkyboxでの光色の作り方について共有したいと思います。
目的
みんなにNeosVRのSkyboxについて知ってもらいたい。
ワールドの雰囲気に合った光色を作ってもらいたい。
NeosVRのSkyboxとは?
NeosVRのコンポーネントの一つで、空模様を設定することが出来ます。
「コンポーネントをアタッチ」からRendering->Skyboxにコンポーネントがあります。
Skyboxには基本的に以下のMaterialを設定することが出来ます。https://embed.zenn.studio/card#zenn-embedded__9ec360925562d・Assets->Materials->Skybox->ProceduralSkyMaterialhttps://embed.zenn.studio/card#zenn-embedded__9db7d7dcd762a・Assets->Materials->Skybox->GradientSkyMaterialhttps://embed.zenn.studio/card#zenn-embedded__7d48f8fc789c5・Assets->Materials->Unlit->Projection360Material
Skyboxの初期状態
Neosの初期設定はProceduralSkyMaterialが設定されています。
これはいわゆるUnityのSkyboxです。SunにLightを参照できるのが特徴です。
LightのRotationによってSunの位置を調整することが出来ます。
つまりは光の当たり方が変わります。


通常のSkyboxの設定方法
Inventory->Neos Essentials->skyboxesのSkybox一覧からマテリアルチップを取り出して装備。
空に向かってトリガーすることでSkybox変えると思います。
これはSkyboxのパラメータにProjection360Materialが割り当たり、
Projection360MaterialのTextureがSkyboxに反映されます。
ワールドのオブジェクトに当たる光色はProjection360MaterialのTextureによります。
黒っぽければ暗く、明るければ白く、紫色であれば紫っぽく光が当たります。

僕なりの最適解
『Skyboxの初期状態』では太陽を使わない限りはProceduralSkyMaterialはいらない。
『通常のSkyboxの設定方法』ではSkyboxがTextureの色によって光色が決まってしまうし、
Lightを放っておくとそのの色が加算されてしまう。(白とびの原因
ProceduralSkyMaterialを使わないのであれば、不要なLightは消しましょう!
そこでGradientSkyMaterialを使ってみよう!
GradientSkyMaterialのBaseColorをRGBA=[0.8,0.8,0.8,1.0]にすることで、
ワールド全体の光色が決まります。

光色が決まれば、後はProjection360Material用のSphereを作成して、
お気に入りのSkybox用のTextureを割り当ててあげましょう。

そうすると光色の一定なワールドが出来ます!

GradientSkyMaterialの応用
どの方向から光が当たっているか表現したいなって思ったりしますよね?
GradientSkyMaterialには指向性を設定することが出来、光色の調整もすることが出来ます!

こんな感じで斜め上から温かな光が降り注ぐ感じが出来ましたω

みんなも是非使ってみて下さい~